自販機横にあるボックスはゴミ箱ではありません

外で飲み物を飲んだら、そのゴミは自販機横のボックスに捨てると思います。
多くの方はあのボックスを「ゴミ箱」だと認識しているかもしれませんが、厳密には「リサイクルボックス」といいます。

つまり、ボックスで回収されたものは焼却処分されるのではなく、リサイクルされます。
そのため、リサイクルボックスに入れていいものはペットボトル、缶、ビンだけです。

しかし残念ながら、実際には紙やビニールなど、関係の無いものが多く捨てられているのが現状です。
これではすぐにリサイクルボックスが溢れかえってしまいますし、ボックス内のゴミを分別する手間もかかってしまいます。

このような状況が今後も続けば、リサイクルボックスの撤去というのも考えられるでしょう。
ただでさえゴミ箱の少ない日本の街が、更にゴミ箱の少ない街になってしまいます。

自販機横のリサイクルボックスはペットボトルや缶を回収、リサイクルするためのものであり、紙やビニールを捨てるためのゴミ箱ではありません。ゴミの分別を心掛けましょう！

とはいっても、そもそも街にゴミ箱が少ないため、行き場を失ったゴミがリサイクルボックスに捨てられているというのもあるでしょう。
本来ならきちんとゴミ箱に捨てられるはずだったものが、ゴミ箱が見つからずにリサイクルボックスに捨てられてしまうというのは、非常に残念なことです。

もしゴミ箱が見つからなければ、ゴミ箱マップでゴミ箱を探しましょう！